私がフリーランス医師になった契機

フリーランス医師の作り方

こんにちは。フリーランス整形外科医(@orthfreelancedr)です。

整形外科の学問や知識・技術を高めることに注力して、目の前の患者さんを助けることを愚直に繰り返し続ける事が、医師としての成功に繋がり自分の人生を豊かにしてくれる。

2016年当時におけるブログ主の思考

こんな感じで将来に対する思考が完全に停止してしまい、ステレオタイプの医者人生を漂っていた自分が働き方を変えた契機や、それに伴いどんな思考や行動を起こしたのか?というところに注目し、過去の自分を遡って紹介する記事になります。

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「医師のキャリア革命」という伝説イベント

あれは、忘れもしない2016年5月のことです。
横浜で開催されていた日本整形外科学会の真裏で開催された、とあるイベントに参加した際に…自分の思考の遥か斜め上からの強烈な刺激を貰う機会がありました。
⇒ 医師のキャリア革命

このイベントに付随した二次会の席で皆さんの話を聞いたあと、その帰り道で10年後や20年後の自分のキャリアを想像してみると、今過ごしている日々の繰り返しが続いているという未来しか、想像できなかったんですよね。


自分が持っている武器を最大限に利用して、理想の働き方を実現させてみたい。
「でも、自分の理想の働き方ってなんだろう?」
と思ったのが、何かが動き出した瞬間だったと記憶しています。

以前から繋がりのあった、
「英語ペラペラ道場」「いまだ金と時間を持たざる医師たちへ」
のブログ主先生や、このイベントで繋がった、
「整形外科医のブログ」「整形外科医のゆる医ブログ」
のお二人から刺激を頂いたのも、大きな後押しだったと思います。

スポーツの仕事が増えた

このイベントから半年後。。。私は3週間にわたり、海外で国際大会に参加する日本代表選手団のチームドクターとして帯同の仕事をすることになりました。

しかし、それに参加するにあたっての勤務先の業務調整作業が本当に大変でした。当時私は週に6〜7件の手術&3コマの専門外来を持っていたのですが、代診可能なスキルを持つ医師が院内にいなかったのです。

すでにJリーグや実業団チームのドクターとして活動していたことや、代表チーム海外遠征業務のオファーがポツポツと来ていたことも相まって、前述のような苦労をせずとも、
”スポーツドクターとしての仕事をスムーズにできる環境で働く”
というのが、自分にとって理想の働き方だということに気づきました、

この海外遠征で帯同をご一緒した先生が日本におけるスポーツ帯同の第一人者であり、業務をスムーズに進めるためにセミフリーランスの形を取って働いていました。

その先生から医療&ライフスタイルをお聞きして感銘を受けたという出来事が、私にとっては非常に大きなターニングポイントでしたね。

今でもその先生にお会いするたび、「お前の人生変えちゃったな〜」と笑われます。
でも、人生って…そんな些細な出来事の積み重ね、ですよね。

オリンピックシーズンとぶつかった

2016年春の時点で、冬期五輪開催に伴い2017年秋以降の海外遠征帯同業務が爆発的に増えることが確定していました。半年で18週間を超える遠征計画を見た瞬間に、
「これは、常勤を続けていたら対応できない…」
と感じ、2017年8月に常勤先を退職してフリーランスとなることを決意しました。

一般的には遅くとも半年前には退職の意思を伝えなくてはなりません。

勤務先は非常に有名な施設であり、医師のリクルートには困らないような状況ではありましたが、出来る限り迷惑をかけずに済むよう早めのタイミング(2016年の12月)で退職の意思を伝えました。

幸いにも非常に親しい先生が、半年ほどのタイムラグで後釜に入ってくれることになり、そのギャップが生まれる半年間はお互いに非常勤で勤務をすることで病院やスタッフはもちろん、患者さんに大きな迷惑をかける事なく業務を引き継ぐことができました。

結果オーライではありますが、退職の決定&報告を早めのタイミングで行ったことは、退職&引き継ぎにおいて非常に良い影響を与えたと思っています。

独り立ちできる力がついた?

時を同じくして、2016年から某学会が審査を開始した専門医資格を取得することができました。この制度は自分の手術動画をノーカットで数例送付するとともに、50名の手術記録や過去の執筆論文を提出するという、比較的厳しい審査が行われており、制度発足後も全国で70名弱しか認定されていないという資格です。

この資格を取れたことは、自分の中で大きなブレイクスルーとなりました。医療者として自分が積み上げてきたものが認められたことで、ちょっとした自信にも繋がりました。

アカデミックな力が求められる大学病院のような施設は別として…全国どこに行こうとも、場所さえ選ばなければ飯は食っていけるだろう、という見通しを持つことができたのです。

一度自分に自信を持つことで、フリーランスでポシャってもどうにかなるだろうという楽観的なメンタルが身につきました。

また、そのメンタルを維持することにより現状を変える≒常勤を辞めることに対する抵抗感は急速に消えていきました。

まとめ

私の場合には自分の労働環境を最適化するためにフリーランスという働き方を選択しましたが、その前段階として理想の労働環境や将来像を具体的にイメージする必要があります。

医師という職業柄、人事異動に関わる決定や報告は可及的早期に行うが吉と考えます。

医師スキルや評価を上げるということは、能動的な行動においてリスク幅を大きく取ることが可能となり、(フリーランスという)リスキーな働き方に対するハードルを下げてくれます。


雇用環境の受動的な変化に対する耐性も向上させますので、雇用条件が不安定な立場となりがちなフリーランス医師にとっては、必要不可欠な項目であると言えます。

ちなみに、『医師のキャリア革命』は現在もオンラインサロンとして活動中です!
私も参加させていただいており、非常に良い気付きや刺激を与えて頂いております。

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