フリーランス医師が得られる「自由」とは?

フリーランス医師の作り方

こんにちは。フリーランス整形外科医(@orthfreelancedr)です。

「フリーランス」という言葉の響きは良さげですが、フリーランス医になりさえすれば、本当に自由が得られるのでしょうか?

これまた漠然とした問題であり、個人によって捉え方が異なるものではありますが…自分が感じたり、考えてみたことを整理して書き出してみました。

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時間的自由度の上昇

勤務時間量

勤務量を時間・質の両面において自分の希望に合わせてコントロールすることができます。

勤務量を減らす方向へのコントロールをイメージする方が多いとは思いますが、(労働基準法の制約を受ける常勤医とは異なり)複数の医療施設との契約でオーバーワークの環境を作り出し、突き抜けた収入を得ることも可能となります。

勤務時間帯

日単位およびAM/PM単位というレベルでは、自由に選択可能です。また、平日/休日の設定を自分のニーズに合わせてカスタマイズできるようになります。

また、1週間のうち2泊3日で日勤3回&当直2連泊をこなし、残りを自由に過ごすなどといった、「偏り」をあえて作ることもできるでしょう。


行動的自由度の上昇

職場

業務内容や待遇だけに限らず、同僚医師やコメディカルの技量・意識といったソフト面を考慮したり、機器設備や検査機器、手術室の環境、施設の立地条件などのハード面を重視するなど、様々な観点から勤務先の選択肢を検討することができます。

また、専門性を重視したいのであれば手術や各種検査のような技術畑をメインとして勤務できる環境を選んだり、自分の専門性や理想とする医療と合致した『●●センター』的な名称を持つ施設で働くということもできるでしょう。

収入とトレードオフの関係にはなるものの、自分の年齢やモチベーションに合わせて身体的・精神的な負荷を軽減できる職場に移籍するという形の戦略を取ることも可能になります。

人間関係

職場の選択と同様、(特に直接の上司のような)避けることができない人間関係をリセットすることが可能となります。

キレイな言い方をすれば「人間関係の取捨選択でイニシアチブを取れる」ということになりますし、直接的な言い方をすれば「いつでも逃げられる環境にある」という事になります。

とはいえ、基本的には周囲との良好な人間関係の構築や円滑なコミュニケーションというのはフリーランサーとしては必須の条件ですので、人間関係の問題が多いということは、決して望ましいことではありません。

地域性

基本的に、働きたい場所で勤務することができます。首都圏から離れる場所ほど医師求人状況は厳しくなるため、どんな遠隔地でも旅費は病院負担です。

居住地周辺に勤務先を集中させるも一つの方法ですが、週の半分は北海道、残りの半分は沖縄といった大胆な?ノマドワーキングというのも、楽しそうですね。

また、勤務する地域の人口動態変化が起きた際にも臨機応変に対応できる、勤務地域を医療レベルが低い地域に移すことで要求される医師スキルのハードルが下がる、などのコントロールが可能となります。

副業&複業

常勤医師(正社員)ほどの厳密な副業規定に縛られることがなくなり、勤務時間もカスタマイズできるようになるため、医師以外の副業やパラレルワークに取り組みやすくなります。

経済的自由度の上昇

仕事単価

午前中は外来、午後は手術という1日を過ごしたとしても、常勤医師と非常勤医師の仕事単価には大きなギャップがあるのが医師の世界ですので、そのアービトラージを利用することで収入を大幅にアップさせることが可能となります。

また、自身の医師スキルを向上させることにより、そのギャップをさらに拡大させることもできます。

社会保険料&小規模企業共済を利用した不可分所得の増加

副業や複業とリンクさせたマイクロ法人を設立することが前提の話となりますが…公的医療保険と公的年金を自身の法人で賄えば、社会保険料は従来の10〜20%程度まで圧縮できます。

また、その法人を通して小規模企業共済を利用することで、ほぼノーリスクで年間84万円の控除を得ることができますので、勤務医と同額の年収であったとしても、節税や社会保険料の圧縮により、不可分所得(最終的に自らの手元に残る所得)を増加させることが可能です。

まとめ

フリーランス医師が得られる各種自由を、時間的自由、行動的自由、経済的自由の各分野に細分化して紹介してみました。

様々な分野における自由が得られるため働き方の選択肢が増加し、自分の理想とするワーキングスタイルおよびライフスタイルを追求することができます。

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