フリーランス医師にデュアルライフを勧める理由

フリーランス医師の作り方

こんにちは。フリーランス整形外科医(@orthfreelancedr)です。

最近のトレンドの一つとして、「デュアルライフ(二拠点生活)」という言葉が盛んに取り沙汰されるようになっています。【都会と田舎】のように、互いに異なる特徴を持つ2箇所の土地や、【日常と趣味】のように異なるシチュエーションに適した2ヶ所の土地で生活することを目的としている場合が多いようですが、その目的は定められているものではありませんし、多種多様にわたります。

ちなみに2019年2月にリクルートが実施した「デュアルライフに関する意識・実態調査」のトピックスを抜粋すると、

・デュアルライフ実施率は、全国で1.3%、意向率は全国で14.0%
・デュアルライフ実施者の属性は20~30代、世帯年収800万未満が5割
・デュアルライフ実施者の家族構成では、【既婚者子あり】が約4割
・移動時間は「1時間以上~1時間30分未満」&「1時間30分以上~2時間未満」で約4割

ということなので、若い世代には特に浸透していることがわかります。

ちなみに、首都圏1都3県に居住する人たちの2拠点目として多く選ばれているのは、長野県&静岡県だそうです。まさに私の想像通りの結果でした(笑)

https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/Pressrelease_duallife_4.pdf

過去には大橋巨泉さんがセミリタイア後の人生で、夏はカナダ&秋冬は南半球のオーストラリアというように、常に快適な気候の土地を選んで生活していたということは有名な話ですが、これもデュアルライフの一つの形ですね!

私自身も週の前半/後半で2つの拠点を持つというデュアルライフを過ごしているのですが、この生き方とフリーランス医師の相性が非常に良いと感じておりますので、その理由などを合わせてご紹介してみようと思います。

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デュアルライフの形

デュアルライフには、幾つかの具体的な形がありますので紹介してみたいと思います。

①生活のOn/Offを求める形

「普段都会に住んでいるが、週末は喧騒から離れた田舎の自然で暮らしたい」
「趣味のマリンスポーツに打ち込むため、週末だけ海の近くで過ごす」

といったように、オフの時間や趣味の時間を充実させるための拠点を、住居とは別の場所に求めるという形です。

②将来の移住を視野に入れた形

「地方や田舎に移住したいけど、コミュニティに溶け込めるかが心配」
「自分(または配偶者)の出身地に、将来戻る必要がありそう」

など、直近ではなくとも自分の生活基盤が変わる可能性が高い人や移住を具体的に検討するような人が、トライアルとしてデュアルライフを行ってみるというパターンです。

③子育てを重視した形

「ずーっと子供が都会暮らしなので、週末くらいは自然に親しませたい」
「田舎で育った子供を、受験に備えて首都圏の私立校に進学させたい」

といった親が、平日と週末(&長期休業)で異なる生活基盤における生活を行うという、子供を中心に考えたデュアルライフとなります。

フリーランス医師というのは勤務地と曜日の調整を行うことが容易ですので、どのパターンにおいても医師としての勤務を続けつつ、デュアルライフを満喫することができます。

デュアルライフに適する働き方

・リモートワーク
・フリーランス
・時短勤務
・週3正社員

ここはもはや…解説は不要でしょう。
リモートワークは画像読影や各種資料作成業務以外は難しいかもしれませんが、それ以外に関してはまさにフリーランス医師のストライクゾーンど真ん中、という働き方が並んでいます。

デュアルライフの功罪

メリット

活動拠点が増える事によって未体験の新たな文化と触れ合う機会を得ることが可能となるとともに、人間関係の繋がりも増えることが予測されますので、新たなビジネスチャンスやコネクション構築の可能性が格段に増加します。

また、生活のOn/Offが移動時間によって区別されることで、特に精神的なリフレッシュを得られ、日常にメリハリを付けることが可能となります。精神的な部分が充実することで、作業効率がアップするという副次的効果も得られるでしょう。

デメリット

まず、移動および拠点の住居管理に必要な経済的負担が挙げられます。そして、移動の距離や方法によっては時間&体力を浪費するという可能性もあります。

また、デュアルライフに適した高い自由度を持つ働き方というのは、その対価として労働単価や雇用安定性が低いという傾向があります。

フリーランス医師とデュアルライフの親和性が高い理由

勤務先の病院がある地域をデュアルライフの2拠点目とすることで、前項で述べたデメリットを解消できるというのがその理由です。

例えば、移動や拠点住居管理に必要な金銭については、(本人分については)出張費として全額が支給されます。また、仕事に関しても十分な時給単価を持ち、非常勤勤務だとしても一般の職業より雇用安定性は高いと考えられます。

また、デュアルライフは「地方や田舎」が絡んでくることが多いのですが…そういった地域というのは都市部と比較して医師が不足している傾向にあることが多いです。これもまた、雇用の安定性や給与単価の観点からは、医師にとっては非常に有利な要素であると言えます。

まとめ

デュアルライフの概念を紹介すると共に、このライフスタイルとフリーランス医師という働き方の相性が非常に良いということを紹介しました。

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