フリーランス医師におけるデメリット【プライベート編】

フリーランス医師の作り方

こんにちは。フリーランス整形外科医(@orthfreelancedr)です。

フリーランス医師に転向するにあたり『常勤医師時代と比較して大変なことや、増加する雑務』をデメリットとしてお伝えする、シリーズ第3弾となります。本編ではプライベートで感じるストレスのあれこれを紹介していきます。

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社会的信用が低下する

フリーランスは収入が不安定であったり、収入自体が失われるリスクがあるとされることから、社会的信用が低下すると言われます。フリーランス医師の場合にも「医師」という肩書きはあれど「常勤先」というセーフティネットを持たないことから、社会的信用は失われると考えたほうが良いでしょう。

さて、そうなるとどういった事態が起きうるのでしょうか?

まず1つめとしては、クレジットカード審査に通らないという可能性が出てきます。現に、エンジニア系フリーランスサイトを見ると、『常勤先を退職する前に、必ずクレジットカードを複数枚申し込みましょう』ということは必ず言われています

2つ目としては、住宅や自動車のローン審査に通らない、または、ローンの金利が上昇するというリスクがあります。

これについてもローン審査を行う側の基準が一定ではないため、数撃ちゃ当たる方式でどうにかなるとは思うのですが…大丈夫であるという保証は全くありませんので、注意してください。また、賃貸住宅の新規契約についても同様の事態が起きる可能性があります。

個人的な経験として、クレジットカード/ローン(不動産事業の融資を法人代表者として)のいずれもフリーランスの状況で審査を受けたことがあるのですが、特に不利益を受けることはありませんでした。

職歴が長く、年収が維持されている医師であれば社会的信用はある程度保たれるのかもしれませんが…若い先生や所得が低い状態でフリーランスに転向する場合には、気に留めておく必要があるでしょう。

健康管理

フリーランスの場合、体調を崩して休む=無収入ですので、健康を維持するということは非常に大切なことになります。

個人的に最も大切だと思うことは、フリーランスに転向する前に全身のスクリーニングを行い、自分の体に問題がないかどうかを調べておく、というステップです。生き方を変えて不安定な立場になった途端に大きな病気が見つかるという最悪の事態だけは、絶対に避けなくてはなりません。

私の場合には、24歳で大学を卒業して以来、41歳まで全く運動習慣を持つことなく生活していたのですが、2年前にフリーランスになってからは2回/週の頻度で2時間程度のジムワークを行っています。

もちろん、フリーになる前には…人間ドックで全身のスクリーニングを行いました。

将来性への不安

フリーランスとなった自分の将来について、不安を感じないという人はほとんどいないと思いますし、その不安から逃れることはまず不可能だと思います。

とはいえ、フリーランス医師におけるデメリットを列挙してきた中で、一つの共通項があることにお気づきになった人もいらっしゃると思います。

その共通項とは…

『不安を完全に取り除くのは不可能であるが、事前準備や論理的な戦略構築により、不安を軽減することは可能である』

ということです。

また、フリーランスがメジャーとなりつつある職業(デザイナー、ライター、エンジニア、美容師、カメラマン、etc…)と比較すると、フリーランス医師は『医師免許』という国家資格を持つという点で雇用に関するセーフティネットを持つことに加えて、さまざまな戦略構築においてその選択肢が多い、というストロングポイントを持っていますので、これを活かさない手はないでしょう。

自分自身の不安は軽減されても、家族や親族が不安を感じるということはあるでしょうし、結婚や交際にいたるステップにおいてパートナーが将来性な不安を感じて話がうまく進まない可能性も多々ありますので…フリーランサーは「色眼鏡」のフィルターを通して見られている、という自覚は必要ですね。

まとめ

フリーランス医師になることで社会的信用が低下するリスクはありますが、医師経験年数や高収入の維持によって、それを回避できる可能性が高いです。

健康を維持することはもちろん重要ですが、フリーランス転向前に自分の健康状態を確認しておくことを忘れないようにしましょう。

フリーランス医師は自分の現在や将来に対する不安から逃れることはできませんが、医師免許の強みを活かした事前準備や戦略構築を行うことで、その不安を軽減することができます。

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