フリーランス医師の資産形成【各論編】

不動産・有価証券

『フリーランス医師の資産形成【基礎編】』において、ベースの種銭を貯める方法について紹介しましたが、応用編では各論について書いていきます。

なお、前回に引き続き…私の考え方のベースにあるものは『整形外科医のブログ』先生が作成された【勤務医のあなたが開業医並みの収入を得て富裕層に到達する方法!】です。この本は内容が濃くコスパ最強な上に、毎年アップデートされている素晴らしい資料です。つい一昨日にもアップデートされた今年度版がリリースされておりますので、ぜひぜひ。

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ポートフォリオの作り方

非常勤契約でも(仕事の内容を選ばなければ)雇用は確保されていることや、医師の給与水準は高いことから、フリーランス医師と言えども『日本円を稼ぎ出す力』は非常に大きいです。

常勤医では不可能なオーバーワークによって爆発的に現金を得ることも可能ですので、私個人は日本円の預貯金についてはそれほど重視せず、有価証券、不動産、外貨預金、海外金融商品といった領域の割合を高めたポートフォリオを組むとともに、以前紹介した【マイクロ法人】を用いて各種商品を利用・運用するという方法を併用しております。

有価証券

株式

日本株や米国株、グロース株や高配当株などの種類については個人の好みやポリシーに従えば良いのではないかと思います。私はやっておりませんが…フリーランス医は移動時間や余暇時間が多くなりますので、その時間を利用して短期のトレードを行う方法もあるでしょう。

また、株主優待が魅力的かつ、その取得効率が最低単元に近いほど有利な銘柄もあるので、そういった銘柄を法人にて購入し、優待の恩恵を受けるというのも良い方法です。

ETF(&REIT)

私個人はそれほど魅力を感じてはいないのですが…メジャー銘柄であれば流動性や換金性は非常に高いため、資産運用に対する知識が身についておらず投資に時間を費やすことが難しい年代の医師が種銭をためておく作戦としては良いかと思います。

投資信託

分散投資という安全性から、魅力的に写るかもですが…その運用手数料(3〜5%)故にオススメできません。投資信託に資金投入するくらいならフリーランスの余暇時間を利用して、知識を高めてから他の商品を買うべきと思います(笑)

ただ、どうしても時間のない方にとってはAI投資(ロボアドバイザー)が代替商品になりえるかもしれません。コチラは手数料が1%前後になりますので。

FX

ごめんなさい、興味も経験もないので語れません…(^_^;)

外貨預金・外国株・外国債

現預金の一部をUSドルをはじめとした外貨に置き換えたり、米国株や国債といった海外の有価証券をポートフォリオに組み入れていくことは、地政学的なリスク分散の上ではかなり有用です。

SBIやマネックスといった証券会社で個別に購入することも可能ですし、コストを容認できるならロボアドバイザーを利用するというのも一つの手です。

不動産

区分マンション

よく勧誘の電話がかかってきますが…手を出してはいけません。現在の市況に加えて(様々な事件に伴って)一棟マンションやアパートに対する金融機関の姿勢が消極的となっていることから、区分マンションの価格は高止まりしています。

『ローンを払い終わったら自分のものになるので、貯金代わりにどうぞ』

と、勧められている人は、その地域で築30〜35年を過ぎた区分マンションがどのような値段で売られているかを調べてみてください。とても借金のリスクを負えるような価格ではないはずですし、そもそも築40年近いマンションに住みたいと思いますか??

一棟マンション、アパート

こちらは、立地や築年数によっては検討の余地ありです。2年ほど前までは医師という属性を使って10億を超える融資も簡単に引っ張れたのですが…最近は諸事情によりそのあたりの融資は渋くなり始めています。

とはいえ、マイクロ法人によって不動産を所有し、うまく医療関係の経費を投入していくと効率よくキャッシュフローは得ることができるでしょうから、物件と融資の質次第ではありますが、前向きに取り組んでもよいのではないでしょうか。

ちょっと経験は必要ですが…個人的にはロードサイドテナントなどもオススメしたいところです。空室リスクさえヘッジできれば管理や客付け、修繕などの手間がほとんどかからず、オートマティックに安定した収益を得ることができますので。

中古戸建て

中古戸建を購入し、リノベーションを行って賃貸に出すという一連の作業により、個人の収入を圧縮しながら資産形成を行う良いという作戦です。少々手間はかかりますが、リスクは低く再現性も高いと思います。

ただ、コチラも諸般の事情により中古戸建市場自体が高騰しつつある傾向にあるため、なかなかよい出物を掴むことができない、というのが難点かもしれません。

保険&スモールビジネス

保険

フリーランス医師という不安定な立場であっても、資産運用目的に保険に入るという必要はないと考えています。医師賠償責任保険と、自動車の任意保険さえ入っていれば充分かと(笑)

こちらもマイクロ法人を使って、保険料で法人の利益を圧縮しつつ大規模修繕や退職金のタイミングに合わせて解約するというスキームにより、運用を行うことが可能です。

全損商品は無くなってしまいましたが…(×_×#

スモールビジネス

医師として働いて収入を得るということは簡単ですが、自分が直接動いていなくとも資産を生み出すサイクルを作り上げることで、余暇時間や金銭的な余裕を得ることができます。

当然、スモールビジネスの世界は甘くありません。私自身も幾つかの業種でトライしているのですが、特に立ち上げの段階というのは非常に難しいですね…

とはいえ、収益化が図れずとも人脈構築や他業種交流という意味では非常に有効ですので、フリーランスの余暇時間をうまく使いつつ、挑戦することをお勧めいたします。

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